大型株は押し目待ち、小型株はテーマ株を
公開期間:07月25日12:00〜11月30日00:00G20が無事進み、市場は、英国問題を一旦、脇に置く余裕を見せ始めている。
一番大事なことは、危機感を一体化して先進各国が持った、ということにつきるだろう。
また、今回のG20が中国で行われた、という意味も大きいと思う。
やはり、世界経済の発展に、中国は、非常に重要な役割を果たしている。
とりあえず、こういった安心感の下、日経平均株価は、17000円近くまで上がってきており、とりあえず、前回の高値、17613円を目指すことになるだろう。
もちろん、一発でそこまでいく、というよりも、多少のアップダウンをしながら、上昇するのではないか、と思っている。
ひとまず現状での大型株投資においては、大きく下落した日に、どれだけのものをゲットできるかということが重要になってくるだろう。
今週は、FOMC,日銀の政策委員会と、政治日程が続くだけに、「失望売り」の可能性が出てくるが、よほど大きなことでなければ、下がったところは、狙えるだろう。
日銀に緩和政策の期待があるが、何もなければ、下がる可能性がある。
しかし、日経平均株価の短期的な目標値は、18000円だ。
前回高値、17613円(4月26日)の前の高値は、17905円(2月1日)だが、この間のゾーンに入ってしまえば、次の展開も見えてくる。
■ テーマ株を追撃
小型株は、やはり投資戦略の中心となってくるだろう。
その傾向(大型株より小型株)は、恐らく、秋口には最大になる。
LINE関連
オリンピック関連
越境EC
AR/VR関連
これらのテーマが主な循環の対象となっている。
それらの中には、非常に割高と思われるバリュエーションがついてくるものもあるが、そのような一番手銘柄は避け、できるだけ割安さを残した銘柄選択をしたほうが良いだろう。テーマの循環が速いからだ。
こういった早い展開の相場では、2番手3番手への投資が効果的だ。
それぞれのテーマの銘柄状況を俯瞰しておきたい。
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